梅雨時や台風シーズンなど、雨が増える時期に建物の寿命を左右すると言われるのが雨樋の機能です。
屋根に降った雨水を適切に地上へと導き、建物の基礎や外壁へのダメージを防ぐ重要な役割を担っていますが、この雨樋が詰まってしまうと、本来の機能を発揮できなくなり、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
雨水が溢れ出し、外壁を伝って基礎に染み込んだり、軒下やベランダに水たまりができたりするなど、建材の劣化を早める原因にもなりかねません。
日頃から雨樋の状態に気を配り、詰まりのサインを見逃さないことが、建物を長持ちさせる秘訣と言えるでしょう。
今回の記事では、雨樋の詰まる原因と、ご自身で掃除できるかを解説します。
雨樋が詰まる主な原因
雨樋の詰まりは、日々の生活の中で自然に蓄積される様々な要因によって引き起こされます。
その原因を正確に把握することは、適切な対処法を見つけるための第一歩となります。
落ち葉や枯れ枝が原因で詰まる
秋の深まりとともに、木々から落ちる大量の葉や、風に飛ばされてきた枯れ枝は、雨樋の最も一般的な詰まりの原因です。
特に、雨樋の軒樋(のきどい)と呼ばれる水平部分や、縦樋(たてどい)へと繋がる部分にこれらの落ち葉が堆積しやすく、雨水が流れる経路を塞いでしまいます。
細かな葉が層をなし、さらにその隙間に小枝や泥が加わることで、次第に水はけが悪くなり、雨水が溢れ出す原因となるのです。
土砂や泥が原因で詰まる
屋根に積もった土埃や、強風で舞い上がった土砂、さらには建物の周辺の植栽から流れてくる泥なども、雨樋に詰まりを引き起こす要因となります。
これらの土砂や泥は、雨水とともに雨樋の底に沈殿し、次第に固まって堆積していきます。
特に、屋根材の種類や周辺環境によっては、雨樋に泥が溜まりやすい傾向があり、長期間放置すると、石のように固まってしまい、除去が困難になることもあります。
鳥の巣やその他の異物が原因で詰まる
自然物だけでなく、人間活動や動物の営みによって生じる様々な異物も、雨樋の詰まりを引き起こすことがあります。
例えば、鳥が雨樋の内部や軒下部分に巣を作ってしまうと、その材料となる小枝や枯草、土などが雨水の流れを妨げます。
また、子供が遊んでいて落としたボールや、風で飛ばされてきたビニール片、ペットボトルなどのゴミが雨樋に引っかかり、落ち葉や泥と混ざり合って詰まりを悪化させるケースも少なくありません。
雨樋の詰まりは自分で掃除できるか
雨樋の詰まりは、適切な準備と手順を踏めば、ご自身で清掃・除去することが可能な場合が多くあります。
しかし、高所作業を伴うため、安全には細心の注意を払う必要があります。
安全な高所作業のための準備と注意点
雨樋の掃除は、基本的に脚立やハシゴといった高所作業が伴います。
作業を開始する前に、まず安全な作業環境を確保することが最優先です。
使用する脚立は、安定した平らな場所に設置し、ぐらつきがないか十分に確認してください。
また、作業中はヘルメットや滑りにくい靴を着用し、必要であれば安全帯を使用することも検討しましょう。
天候は晴れた日を選び、風が強い日や雨の日は絶対に避けるべきです。
無理な体勢での作業は転落事故に繋がるため、常に安全を第一に、作業範囲を限定し、数メートルごとに休憩を挟むなど、慎重に進めることが重要です。
雨樋の詰まりを解消する掃除手順
ご自身で雨樋の詰まりを解消する場合、以下の手順でおこなうのが一般的です。
まず、脚立などを使い、雨樋の入り口や曲がり角に溜まった大きなゴミ(落ち葉、枝など)を手袋をはめた手や小さなスコップで取り除きます。
次に、詰まっている部分があれば、棒状のものやワイヤーブラシなどを差し込んで、内部のゴミを掻き出します。
ある程度ゴミが除去できたら、ホースで水を流し、雨樋全体に詰まりがないか、水がスムーズに流れるかを確認します。
もし、縦樋の出口付近で詰まっている場合は、ホースの水を勢いよく流し込んで詰まりを押し流すか、詰まっている箇所を特定して、棒などで優しく押し出すように試みます。
詰まり除去に必要な道具リスト
雨樋の詰まりを自分で掃除する際に役立つ道具は、それほど専門的なものではありません。
まず、作業中の手の保護やゴミの掴みやすさのために、厚手のゴム手袋や軍手は必須です。
雨樋内部のゴミを掻き出すための道具としては、小さなスコップやシャベル、または園芸用の移植ごてなどが便利です。
さらに、細かなゴミをかき出すためのブラシや、詰まった場所を押し流すためのガーデンホース(水圧を調整できるものが望ましい)、そしてゴミを集めるためのバケツやゴミ袋を用意しておくと良いでしょう。
場合によっては、詰まりを崩すための棒状のものや、ワイヤーブラシがあると作業が捗ります。
雨樋の詰まり自分で対処できない場合はどうすれば良いか
ご自身での掃除が難しい場合や、詰まりが頻繁に発生する場合は、専門業者への依頼を検討する必要があります。
無理せず、プロの力を借りることも賢明な判断です。
専門業者への依頼を判断する基準
雨樋の詰まりがご自身での対処範囲を超えていると判断する基準はいくつかあります。
まず、詰まりの程度がひどく、目視できる範囲のゴミを取り除いても改善しない場合です。
また、雨樋の掃除のために高所作業が必要不可欠で、ご自身の運動能力や高所への恐怖心から安全な作業が難しいと感じる場合も、無理は禁物です。
さらに、一度掃除してもすぐに詰まってしまう、あるいは縦樋の奥深くで詰まっている、雨樋自体が破損している、といったケースも専門知識や特殊な機材が必要となるため、業者に依頼するのが適切です。
建物の状態を悪化させないためにも、早めの判断が重要となります。
雨樋詰まり修理の費用相場
雨樋の詰まり修理にかかる費用は、作業内容や詰まりの状況、建物の高さや立地条件によって大きく変動します。
詰まりがひどく、内部の頑固な汚れを洗浄したり、部分的な修理が必要になったり、さらには雨樋の一部交換が必要となると、費用は高額になることがあります。
業者に依頼する以外の対策と将来への備え
雨樋の詰まりを根本的に防ぐためには、詰まりが発生しにくい環境を整えることが重要です。
そのために有効な対策の一つが、落ち葉よけネットや落ち葉よけカバーといった雨樋専用のアクセサリーを取り付けることです。
これらの製品は、雨樋の軒樋の上に設置することで、落ち葉や大きなゴミが雨樋内部に侵入するのを物理的に防ぎ、詰まりのリスクを大幅に低減させます。
素材や形状も様々なので、ご自宅の雨樋に合ったものを選ぶことが大切です。
また、定期的に専門業者による点検や清掃を依頼することで、早期に問題を把握し、詰まりを未然に防ぐことも、長期的な視点では有効な備えとなります。
まとめ
雨樋は、屋根を雨水から守るために不可欠な設備ですが、落ち葉、土砂、鳥の巣といった様々な異物によって詰まりやすいという性質を持っています。
詰まりを放置すると建物の劣化を招くため、早期発見と対処が重要です。
軽度の詰まりであれば、安全に配慮しながらご自身で掃除することも可能ですが、高所作業の危険性や詰まりの程度によっては、無理せず専門業者に依頼する判断も必要となります。
将来的な詰まりを防ぐためには、落ち葉よけネットなどの対策グッズの活用や、定期的な点検・清掃が効果的であり、建物を長持ちさせるための重要な備えとなるでしょう。
外壁塗装・屋根修理など外装のことならなんでも「たかやしろ住研」にお任せ下さい!
「たかやしろ住研」は外装リフォーム(外壁・屋根の塗装や雨漏り修理、雨樋修理)に特化した専門企業です。
お客様の大切な建物をしっかりと守るために、最適な施工工法をご提案いたします。
長野県中野市を中心に周辺エリアで外壁塗装・屋根塗装お考えでしたらまずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!
相談無料・診断無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら:0269-23-2658
メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!
◎対応可能エリア
中野市・長野市・須坂市・高山村・小布施町・飯鋼町・信濃町・飯山町・山ノ内町・木島平村
※こちらのエリア外の場合はご相談をお願いいたします。
