悩みゴト・困りゴト
「先日の台風で雨樋が取れたから火災保険を使って直したい」とのこと。
工事後

工事前

工事用データ
工事内容:雨樋取替え、下り棟取付け
工事箇所:住宅、倉庫
工事期間:実質15日
工事金額:110万円~120万円(税別)
提 案
実際に現場調査をしてみると、台風が原因で雨樋が取れた形跡が見えなかった。しかし、下り棟がなかったり、雪害が原因で雨樋が壊れたり、ゆがんだりしている箇所が見られたので、火災保険を利用して直すことにする。
工事前写真

工事前01:
住宅2回西面雨樋 さすが飯山です。雨樋の針金で雨樋を支えているにもかかわらず、雪の重みでゆがんじゃってます。

工事前02:
住宅2階下り棟 おそらく、台風で飛んで行っちゃったのは、この下り棟のカバーです。木下地がやせてしまって釘が効かなかったのでしょう。

工事前03:
住宅2階北面雨樋 西面よりも酷くゆがんでいて、雨樋も少し沈んでしまっています。水勾配が取れていません。

工事前04:
倉庫西面雨樋 農業用倉庫も住宅同様に雪によって雨樋が少し沈んでしまっています。
工事中写真

工事中01:
足場組立 日本風建物なので足場を立てるのも結構大変です。

工事中02:
受け金物取付 既存雨樋を撤去して、まずは両端に受け金物を取付け水糸で水勾配が取れているかみています。

工事中03:
屋根の現状 このお宅も築年数と雪の影響か屋根が波打っています。これはある程度仕方がないことです。

工事中04:
倉庫雨樋 農業用倉庫の雨樋も撤去して取替えです。
工事後写真

工事後01:
2階下り棟 台風で飛ばされた下り棟ですが、木下地からやり替え、カバーも新しくなりました。

工事後02:
倉庫雨樋 農業用倉庫の雨樋も取替えしてキレイになりました。

工事後03:
小口のカバーは銅葺きでしたが、既存がトタンの雨樋だったので、今回もトタン製の雨樋で取替えました。

工事後04:
住宅2階北面雨樋 キレイに仕上がりました。
編集者プロフィール

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1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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