外壁塗装で断熱効果はある?断熱塗料の魅力やデメリットを紹介!

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断熱塗料は、熱伝導を抑えてくれる効果を持つ塗料です。
建物の内部や外壁に塗装することで、断熱効果を発揮します。
今回は、断熱塗料は具体的にどのような断熱効果を持っているのかについて紹介します。
また、デメリットについても紹介するので、断熱塗料を塗装するかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

□外壁塗装で断熱塗料を使用した際の断熱効果

1.室内を快適な温度に保つ

断熱塗料は、熱伝導を抑えるだけでなく、太陽光線の反射性能も備わっており、気温が高くなる夏場は室内を快適な温度に保ってくれます。
また、室内と室外の熱移動を抑制するため、冷暖房設備の効果も高めてくれます。

2.節電効果がある

断熱塗料は太陽光の反射や熱伝導を抑制してくれるため、室内温度の上昇を防ぎます。
そのため、冷暖房が効きやすくなり、稼働を最小限に抑えられるため、消費電力が減少し、節電効果を発揮します。

3.結露を防止できる

結露は、外気によって冷やされた壁面と室内の温度差によって生じます。
結露が発生するとカビが発生し、住宅が劣化する原因になってしまうことも。
結露によって発生したカビは、健康に影響を及ぼすだけでなく、建物にも被害を与えます。
木造建築の場合、柱や壁に水を含んでいる状態が長時間続くと、木が腐敗し、強度が損なわれてしまいます。

そこで、断熱塗料を塗装することで、壁面と室内の温度差を小さくし、結露の発生を予防できます。

□断熱塗料にはデメリットもある

*値段が高い

断熱塗料は、遮熱塗料や一般塗料と比較すると費用が高くなる傾向にあります。
しかし、耐用年数が15〜20年であるため、メンテナンスの回数も減り、長い目で見るとコストパフォーマンスが高いです。

*効果を実感できない可能性もある

高価な断熱塗料を塗装したとしても、断熱効果を感じられない可能性があります。
室内の温度が高くなる原因はさまざまなので、断熱塗料でその原因をすべて解決できるわけではありません。
また、最近では断熱材が使用されている住宅もあるので、断熱塗装をしても効果が感じられない場合もあります。

断熱効果を発揮しやすい家の特徴として以下の点が挙げられます。
・屋根が金属系の建物
・屋根の真下にリビングがある間取りの家
・断熱性能が低い家

□まとめ

断熱塗料にはさまざまな効果があります。
室内を快適な温度に保ってくれ、それに伴い冷暖房の効率も高くなるため電気代を節約することができます。
しかし、断熱塗料は費用が高く、塗装しても効果を実感できないことがあるので注意しましょう。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。