塗料の重ね塗り相性とは?成功への手順と注意点

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塗装作業において、重ね塗りは仕上がりの見た目や長持ち具合に大きな影響を与える大切な工程です。
ただし、塗料の種類や組み合わせを間違えると、うまく塗れなかったり、すぐに剥がれてしまうなどのトラブルが起きることもあります。
今回の記事では、これから自宅の塗り替えを考えている方に向けて、塗料の相性や重ね塗りのコツ、注意点についてご紹介します。

塗料の重ね塗りの相性

水性塗料と油性塗料の相性

水性塗料は水で薄めて使えるタイプで、においが少なく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
一方、油性塗料はしっかりとした塗膜を作れるため、耐久性や防水性に優れていますが、においが強く、乾くのに時間がかかります。

注意が必要なのは、油性塗料の上に水性塗料を塗ると、はじいてしまってうまく密着しないという点です。
逆に、水性塗料の上に油性塗料を塗ることは可能ですが、下の塗膜がしっかり乾いていないと、剥がれやムラの原因になります。

ラッカー塗料との相性

ラッカー塗料は乾きが早く、ツヤのある仕上がりになるのが特徴です。
ただし、においが強く、引火しやすいので、家庭で使用する際には換気などの安全対策が必要です。

また、ラッカー塗料は他の塗料を溶かしてしまう性質があります。
特に水性塗料やエナメル塗料の上からラッカー塗料を塗ると、下地が侵されてヒビ割れたり、はがれたりする恐れがあります。
ラッカー塗料を重ねて使う場合は、同じラッカー同士で塗るようにし、1回で厚塗りせず、薄く何度かに分けて重ねるのがポイントです。

塗料の種類別の特性

塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。

・水性塗料:乾きが早く、においが少ない。初心者向き。
・油性塗料:耐久性が高いが、乾きが遅く、においが強め。
・ラッカー塗料:ツヤが出る仕上がりだが、溶剤が強い。
・ウレタン塗料:とても丈夫で長持ちするが、乾燥に時間がかかり、やや上級者向け。

それぞれの特性を理解し、組み合わせに注意しながら重ね塗りを行うことが重要です。

重ね塗り成功のための準備

下地処理の重要性

重ね塗りを成功させるには、塗る前のひと手間がとても大切です。
古い塗装のはがれや汚れ、ホコリをそのままにして塗ると、新しい塗料がうまくくっつかず、すぐにはがれる原因になります。

具体的には、サンドペーパーで表面を削ったり、ワイヤーブラシで汚れを落としたり、ひび割れや欠けた部分にパテを使って補修するなどの方法があります。
下地の状態に合わせて、しっかり処理を行いましょう。

適切な乾燥時間の確保

塗料を重ねる前に、下の塗料がしっかり乾いているかを確認することがとても大事です。
乾いていない状態で上から塗ると、色が変わったり、塗料がベタついたり、はがれてしまう原因になります。

乾燥にかかる時間は塗料の種類だけでなく、気温や湿度にも左右されます。
湿気の多い日や寒い日は、いつもより多めに時間をとると安心です。

塗装前の表面確認

塗る前には、表面にヒビや汚れ、油分などがないか、しっかりチェックしましょう。
細かな傷や汚れも放置すると、塗った後の見た目やもちが悪くなってしまいます。

明るい場所でよく観察し、小さな不具合も丁寧に直してから塗装を始めると、きれいに仕上がります。

プロが実践する重ね塗り手順

重ね塗りにおける注意点

家庭で塗装をする際にも、次のような点に注意すると失敗しにくくなります。

・下地が乾いているかをしっかり確認する
・組み合わせて使う塗料の相性を考える
・厚塗りしないで、薄く何度も塗る
・十分に換気し、防護用手袋やマスクを使う
・火気のある場所では塗料を使用しない

これらを守ることで、より安全で長持ちする塗装ができます。

失敗例と対策

重ね塗りの作業では、いくつかのよくある失敗例が存在します。
たとえば、下地の汚れをきちんと落とさずに塗装を始めてしまった場合、新しい塗膜がうまく密着せず、時間が経つと剥がれてしまうことがあります。
このようなトラブルを避けるためには、塗装前に表面をしっかりと清掃し、必要に応じて研磨や補修を行うことが不可欠です。

また、下塗りの乾燥が不十分なまま塗り重ねてしまうと、仕上がった塗膜が柔らかくなり、傷つきやすくなったり、いつまでも乾かない状態になったりします。
特に湿度の高い日や寒い日には、通常よりも多めの乾燥時間を確保するように心がけましょう。

さらに、塗料の種類によっては、化学反応によって変色や塗膜のひび割れが起こることもあります。
異なる種類の塗料を組み合わせる際は、事前に小さな面積でテストするのも一つの方法です。

塗装の厚みも重要なポイントです。
一度にたくさん塗ろうとすると、乾燥が遅れたり、塗料が垂れて見た目が悪くなったりするため、塗装は少しずつ丁寧に重ねていくことが望ましいです。
最後に、塗布の方法によっても仕上がりに差が出ます。
塗りムラやダレが起きないよう、ローラーや刷毛を使う際は均一に動かしながら丁寧に作業することが大切です。

まとめ

今回は、塗料の重ね塗りのポイントについてご紹介しました。
塗料の種類によって相性があり、正しい順番や準備をしないと失敗することもあります。
でも、きちんと下地を整え、乾燥時間を守り、塗料の特徴を理解して塗れば見違えるように仕上がります。

塗り替えは繊細な作業ですので、塗装に心配のある方はプロに任せるのがおすすめです。
当社は、お住まいや建物に関するお困りゴトに対応しており、お客様のご要望に合った内容をご提案を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。