外壁塗装見積もりの落とし穴とは?失敗しない業者選びの秘訣

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外壁塗装の見積もりは、金額の大小だけでなく、その内容に落とし穴が潜んでいることをご存知でしょうか?
高額な見積もりに驚く方もいれば、逆に安すぎる見積もりに不安を感じる方もいるかもしれません。
実は、どちらにもリスクが伴うケースが多く、適切な判断が求められます。
後悔しないためにも、見積書を正しく理解し、業者選びの際に注意すべきポイントを押さえておくことが重要です。
今回の記事では、外壁塗装見積もりの落とし穴について解説します。

外壁塗装見積もりの落とし穴

高すぎる見積もりの原因

高すぎる見積もりには、いくつかの原因が考えられます。
まず、必要以上の工事項目が含まれている可能性があります。
例えば、実際には必要ない補修工事や、高価な塗料の使用などが挙げられます。

また、足場代や廃棄物処理費用といった付帯費用が過剰に計上されているケースもあります。
さらに、業者の利益率が高すぎる場合も、見積金額が高くなる要因となります。
見積書には、各項目の内訳が明確に記載されているかを確認し、不審な点があれば業者に質問することが大切です。
不明瞭な記載や、詳細な説明がない場合は、他の業者に見積もりを依頼することを検討しましょう。

安すぎる見積もりのリスク

安すぎる見積もりは、一見魅力的に見えますが、実際には手抜き工事や材料の質の低下といったリスクを伴う可能性があります。
例えば、塗料の希釈率が高かったり、下塗り工程が省略されていたりするケースがあります。
これにより、塗装の耐久性が低下し、数年後には再塗装が必要となる可能性も出てきます。

また、安価な塗料を使用することで、外壁の保護機能が十分に発揮されない可能性もあります。
さらに、安価な見積もりを出す業者は、アフターサービスが不十分な場合もあります。
問題が発生した場合でも、迅速な対応が期待できない可能性があるため注意が必要です。
見積もりを比較する際には、価格だけでなく、使用する塗料の種類やメーカー、施工工程、保証内容などを総合的に判断することが重要です。

不明瞭な項目の見抜き方

見積書に不明瞭な項目がある場合、その業者に信頼性を抱くことは難しいでしょう。
例えば、「諸経費」「その他費用」といった曖昧な表現で金額が計上されている場合、何が含まれているのかが不明確です。
このような場合は、業者に詳細な内訳を尋ね、納得できる説明が得られない場合は、契約を見送ることを検討しましょう。

また、面積計算が正確に行われているかも確認する必要があります。
延床面積や外壁面積が間違っていると、本来必要な塗料量と異なるため、追加費用が発生したり、仕上がりが悪くなったりする可能性があります。
見積書には、使用塗料の種類とメーカー名、塗布面積、施工回数、足場代、洗浄費用、養生費用など、すべての項目が明確に記載されていることを確認しましょう。

外壁塗装見積もりの適正価格

相場価格の確認方法

外壁塗装の適正価格を知るには、複数社に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
インターネットや住宅情報誌などで、地域ごとの相場価格を調べておくことも有効です。
ただし、相場価格だけで判断するのではなく、使用する塗料の種類やグレード、施工内容なども考慮する必要があります。
同じシリコン塗料でも、メーカーやグレードによって価格が大きく異なるため、単に坪単価だけで比較するのは危険です。
見積書には、使用する塗料の名称とメーカー名、グレードが明確に記載されていることを確認しましょう。

価格に影響する要素

外壁塗装の価格は、建物の規模や形状、使用する塗料の種類、劣化状況、施工内容などによって大きく変動します。
建物の規模が大きくなれば、当然ながら塗装面積も広くなり、費用も高くなります。
また、複雑な形状の建物は、作業に時間がかかり、費用が高くなる傾向があります。
使用する塗料の種類も価格に大きく影響します。
高耐久性の塗料は、価格が高くなりますが、長持ちするため、長期的なコストパフォーマンスを考慮する必要があります。
劣化状況が深刻な場合は、下地処理に多くの費用がかかる場合があります。

塗料の種類と価格

外壁塗装に使用される塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機など、様々な種類があり、それぞれ耐久性や価格が異なります。
アクリル塗料は最も安価ですが、耐久性が低いため、数年で塗り替えが必要となる場合があります。
ウレタン塗料は、アクリル塗料よりも耐久性が高く、価格もやや高くなります。
シリコン塗料は、ウレタン塗料よりもさらに耐久性が高く、価格も高くなります。
フッ素塗料は、最も高価な塗料ですが、耐久性も非常に高く、長期間にわたって外壁を保護します。
無機塗料は、フッ素塗料と同様に高耐久性で、環境にも優しい塗料です。
塗料を選ぶ際には、耐久性だけでなく、価格や環境性能なども考慮し、予算とニーズに合った塗料を選択することが大切です。

信頼できる業者選びのポイント

悪質業者の見分け方

悪質業者を見分けるには、いくつかのポイントがあります。
まず、訪問販売で契約を急がせる業者には注意が必要です。
冷静に検討する時間を取らず、高額な契約を迫る業者は、悪徳業者の可能性が高いです。
また、見積書に不明瞭な項目が多く、詳細な説明がない業者も警戒が必要です。
さらに、契約前に追加料金が発生する可能性がある旨を明記していない業者も危険です。
契約前に、保証内容やキャンセル条件なども確認し、不明な点があれば、業者に質問することが大切です。

優良業者の選び方

優良業者を選ぶには、複数社に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
見積書の比較だけでなく、業者の対応や説明の分かりやすさなども考慮しましょう。
誠実な業者であれば、顧客の質問に丁寧に答え、納得いくまで説明してくれます。
また、施工実績や口コミなども確認することで、業者の信頼性を判断することができます。
ホームページやSNSで、施工事例や顧客の声を確認し、実際の仕上がりやサービスの質を把握しましょう。

契約前に確認すべき事項

契約前に確認すべき事項として、まず、見積書の内容をしっかりと理解しているかを確認しましょう。
使用する塗料の種類やメーカー、施工工程、保証内容、支払い方法、キャンセル条件などを確認し、不明な点があれば、業者に質問することが大切です。
また、契約書の内容も確認し、特に保証期間と保証範囲、キャンセル条件をしっかり確認しましょう。
契約書に署名捺印する前に、内容をよく理解し、納得した上で契約するようにしましょう。

まとめ

今回は、外壁塗装の見積もりにおける落とし穴と、失敗しないための対策について解説しました。
高すぎる見積もりや安すぎる見積もりのリスク、不明瞭な項目の見抜き方、適正価格の見極め方、信頼できる業者選びのポイント、契約前に確認すべき事項などを説明しました。
外壁塗装は高額な工事であるため、業者選びは慎重に行う必要があります。

複数社に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選び、安心して工事を進めることができます。
後悔のない選択をするために、この記事で紹介したポイントを参考に、賢く業者選びを進めてください。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。