北欧風の外壁色は何を選ぶ?おしゃれに見せる配色と失敗しないコツ

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洗練されたデザインと心地よい暮らしを両立させる北欧スタイルは、多くの人々が憧れる住まいのテイストです。
その魅力を最大限に引き出す上で、外壁の色選びは非常に重要な要素となります。
外観は第一印象を決定づけるだけでなく、住む人の感性やライフスタイルを映し出す鏡のような存在です。
今回の記事では、北欧風の外壁に合う基本の色使いから、おしゃれに見える配色パターン、そして理想のカラーを見つけるための具体的なポイントまで、あなたの理想の住まいづくりをサポートする情報についてご紹介します。

北欧風の外壁に合う基本の色

白やグレーを基調とした明るい色

北欧の澄んだ空気や雪景色を思わせる白やグレーは、北欧風の外壁の基盤となる色です。
これらの明るい色は、建物を軽やかに見せ、開放感あふれる印象を与えます。
特に、北欧の厳しい冬でも室内を明るく保つための工夫がデザインに取り入れられてきた歴史背景もあり、白や淡いグレーは光を反射し、空間に広がりをもたらす効果があります。
シンプルでありながら洗練された雰囲気は、どのようなデザインの建物にも馴染みやすく、清潔感あふれる外観を演出します。

自然素材のようなアースカラー

北欧デザインは、自然との調和を大切にする思想に基づいています。
そのため、森や大地、石といった自然界に存在する温かみのあるアースカラーも、北欧風の外壁によく調和します。
ベージュ、ブラウン、テラコッタ、カーキなどがこれにあたり、これらの色は周囲の緑や空といった自然環境に溶け込み、落ち着いた、そしてどこか懐かしさを感じさせる雰囲気を醸し出します。
木材などの自然素材との相性も抜群で、ナチュラルで心地よい住まいの印象を深めます。

アクセントに使う鮮やかな色

北欧デザインの魅力の一つに、時折見られる大胆で鮮やかな色彩のアクセントがあります。
外壁全体を明るい色やアースカラーでまとめつつ、玄関ドアや窓枠、あるいは一部の壁面に、鮮やかなブルー、グリーン、イエロー、レッドなどを取り入れることで、デザインに遊び心と個性を加えることができます。
これらの色は、北欧の豊かな自然や、伝統的な布柄や模様などから着想を得ていることが多く、控えめに使うことで、北欧らしい洗練された雰囲気を保ちながら、印象的な外観に仕上がります。

北欧風の外壁でおしゃれに見える配色パターンは?

ワントーンでまとめるシンプルスタイル

最もシンプルで洗練された印象を与えるのが、ワントーンで外壁をまとめるスタイルです。
これは、単一の色で全体を統一する、あるいは同系色の濃淡のみで構成する方法です。
例えば、オフホワイトの濃淡で壁面と窓枠をまとめたり、落ち着いたグレーで外壁と屋根を統一したりすることで、非常にすっきりとした、モダンな雰囲気が生まれます。
このスタイルは、建物の形状や素材感を際立たせ、飽きのこない普遍的な美しさを演出するのに適しています。

ベースとアクセントでメリハリをつける

外観に表情や個性を与えたい場合には、ベースとなるメインカラーと、引き立て役となるアクセントカラーを組み合わせるのが効果的です。
例えば、白やベージュといった明るい色をベースに、屋根を濃いグレーやブラックにし、玄関ドアや窓枠に木目調や鮮やかな色を取り入れることで、視覚的なバランスと奥行きが生まれます。
この際、アクセントカラーの使用比率を抑えめにすることが、北欧風の洗練された雰囲気を保つ秘訣となります。

屋根や窓枠との色の組み合わせ

外壁の色だけでなく、屋根、窓枠、玄関ドアといった他の要素との調和も、外観全体の印象を決定づける上で不可欠です。
北欧風では、白や明るいグレーの外壁に、黒やダークブラウンの屋根、そして木目調や白の窓枠を組み合わせるのが定番ですが、近年では、外壁の色に合わせて窓枠をブラックにし、モダンな印象を強めるケースも増えています。
これらのパーツの色を外壁とのコントラストや調和を考慮して選ぶことで、より統一感のある、洗練されたデザインに仕上がります。

理想の北欧風外壁色を見つけるためのポイントは?

建物の形状や周囲の環境を考慮する

理想の北欧風外壁色を見つけるためには、まずご自身の建物の形状やデザイン、そして周囲の環境を深く
理解することが重要です。
例えば、シンプルで直線的なモダンな建物であれば、シャープな印象を与えるモノトーンや、鮮やかなアクセントカラーが映えるでしょう。
一方、周囲に緑が多い自然豊かな環境であれば、アースカラーや、自然の色合いを取り入れた落ち着いたトーンが調和します。
建物の個性や周囲の景観とのバランスを考慮した色選びが、家全体の美しさを高めます。

素材感と色の相性を考える

外壁の色は、使用される素材によって見え方が大きく異なります。
サイディング、塗り壁、木材など、それぞれの素材が持つ質感や風合いは、色の印象に影響を与えます。
例えば、マットな質感の塗り壁は、落ち着いたアースカラーや淡い色合いが深みをもって映えますし、木材であれば、その木目が持つ温かみを活かすような自然な色合いが適しています。
素材の特性を理解し、色との相性を吟味することで、より豊かな表情の外観が実現します。

経年変化も想定した色選び

外壁の色は、太陽光や雨風にさらされ、時間とともに変化していきます。
そのため、長期的な視点での色選びが大切です。
特に、鮮やかな色や濃い色は、退色や変色が目立ちやすい場合があります。
一方で、白や明るいグレー、アースカラーなどは、多少の経年変化があっても、それが味となり、独特の風合いを醸し出すことも少なくありません。
メンテナンスの頻度や、将来的な建物の美観も考慮に入れながら、永く愛される色を選ぶことをお勧めします。

まとめ

北欧風の外壁色は、白やグレーといった明るい基調色、自然を感じさせるアースカラー、そして個性を加える鮮やかなアクセントカラーの組み合わせによって、その魅力が最大限に引き出されます。
ワントーンでまとめるシンプルさ、ベースとアクセントでメリハリをつける工夫、そして屋根や窓枠との調和を考慮した配色パターンは、おしゃれな外観を実現するための有効な手段です。
建物の形状や周囲の環境、素材感、そして経年変化まで見据えた色選びを行うことで、理想とする北欧風デザインを、より具体的に、そして永く愛される形で実現することができるでしょう。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。