【山ノ内町S様邸】仕上げたにも関わらず、艶が飛んでしまったので結果的に4回塗りになりました

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屋根の塗装は大事な部分なので責任をもってきちんと仕事をしてくれるところはないか時間をかけて探していた。

工事後

工事前

工事用データ

工事内容:屋根の塗り替え

工事箇所:屋根、破風板、雪止めアングル

工事期間:13日間

工事金額:60万円(税別)


提 案

コチラのお宅は温泉街での3階建てなので、隣接とのスペースがほとんどなく、高さもあるため作業条件としてはあまり良くない環境です。築年数は25年で15年前に1回屋根の塗装工事をされていました。

それで今回が2回目の屋根塗装工事ですが、なるべく塗替えの回数を少なくしたいという要望なので、コストと耐候性を考慮して2液シリコン塗料を提案させていただきました。

工事前写真

工事前01:

道路面に15寸勾配と急な屋根があり、さすがにその部分は、屋根足場を掛けさせてもらいました。

工事前02:

他の屋根に関しては2.5寸勾配と緩やかな勾配。

工事中写真

工事中01:

下塗り材も少し強めの塗材を使用しました。

工事中02:

日本ペイントの2液シリコン塗料を提案にあるように使用しました。

工事中03:

仮設足場を設置するのも道路に出てしまうので届け出をして、隣地をお借りしてトラックを置かしてもらい組立ました。

工事中04:

仮設足場を立てて初めて屋根の現状を確認できました。

工事中05:

高圧洗浄をしてからの下塗りです。一旦白くなります。

工事中06:

中塗り終了です。時期が11月中旬の山ノ内町なので作業時間が短くて職人さんも結構あせってます。

工事中07:

上塗りまで何とか仕上げた日、夜半から雨が降り雪に変わって翌日現場に行くと写真のような状態です。

工事中08:

急勾配のところも仕上げたにもかかわらず、このように艶が飛んでしまいました。これでは、引渡し出来ません。

※乾く前に5度以下になってしまうと品質が落ちてしまいます

工事後写真

工事後01:

結局、こちらのお宅は3回塗りではなく、4回塗りました。結果的にS様の要望を補完するような形になりました。

工事後02:

まさか、11月中旬に雪が降るとは思わなかったので誤算でした。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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