【山ノ内町池田様邸】6年前に倉庫屋根の塗装をしたがハガレてきた。そこでこんな提案!

工事後 エクステリア・外構

悩みゴト・困りゴト

6年前位に倉庫屋根の塗装をしたがハゲてきた。以前、屋根塗装のチラシを見たようで今回問合せして来られました。

倉庫は昭和55年に建てて築39年。建物も大分古くなってきたので壊すかどうか悩まれていました。

工事後

工事後

工事前

工事前

工事用データ

工事内容:倉庫屋根塗装、倉庫西面雨樋・雪止めアングル撤去処分、ウッドデッキ塗装

工事箇所:倉庫屋根・雨樋・雪止めアングル、ウッドデッキ

工事期間:8日間

工事金額:30万円~35万円


提 案

屋根塗装のチラシを見て問合せをいただきましたが、ヒアリングしてみると倉庫自体が古くボロボロな状態に池田様もどうしたものか悩まれていました。色々とお話した結果、後10年位は持たせたいと決められました。

屋根の塗装は現状を考えると通常施工の3回塗りをしてもすぐにはがれる可能性があるので、サビ止め+2液シリコン塗料1回塗りの2回塗りを提案しました。極力塗膜を薄くして接着性を高めるための提案です。ただし、2回塗りなので10年持たすにはもう1回塗装する必要があることをお話ししました。

また、雪止めに関しても金物下の屋根トタンが穴が空いていました。倉庫西面の敷地に余裕があったので雪止め撤去を提案しました。雪止め撤去後の穴はコーキングでふさぎ、その上から塗装することにしました。雨樋も雪の影響で破損していましたが、雪止めを撤去するので雨樋を取替えるのではなく撤去することを提案。

そんな提案をしている中、池田様がウッドデッキも気にされていたので塗装を提案しました。

工事前写真

工事前01

工事前01:屋根雪止め付近

雪止め付近が一番雪の荷重がかかるため、トタンと塗膜のハガレが酷くなっています。

工事前02

工事前02:雪止め金物直下の軒裏

縦にはっている木材(垂木)部分のにじみが凄いです。

工事前03

工事前03:ウッドデッキ

設置してから約9年全然手入れをしていないそうです。木材が良いので大きい部材はまだまだ大丈夫ですが、細かい箇所をチェックするともっと早くメンテナンスをした方が良かったかなという感んじです。

工事中写真

工事中01

工事中01:倉庫屋根の高圧洗浄

雪止めアングルと雨樋を撤去後、高圧洗浄で屋根の汚れを落としています。

工事中03

工事中02:高圧洗浄後

ハガレそうな塗膜もこの洗浄によってキレイにはがれました。そして、高圧洗浄後に雪止め金物下の穴の状態です。予想外に大きい穴でコーキングのみでは穴がふさがらない。

※高圧洗浄時は、もちろん穴付近には高圧で洗浄していませんよ。

工事中04

工事中03:高圧洗浄後

その他の箇所も全てこんな感じです。屋根下地が見えるほどの穴の大きさです。

工事中05

工事中04:サビ止め終了

サビ止めが終了すると穴の全貌が良く分かります。穴以外にもその周辺のトタンが大分もろくなっています。そこで、、、。

工事中06

工事中05:穴埋め

そこで、トタンの端材を板金屋さんからもらい、穴より大きめサイズにカット、間にコーキングをサンドしました。表面の段差も無くなるようにコーキングで処理しました。

工事中07

工事中06:上塗り作業

今回は1回の上塗りで終了です。

工事中08

工事中07:ウッドデッキ塗装中

今回は裏面は塗装せず、表面のみの塗装です。塗装屋さんには底板の間もできるだけやってみてとお願いしました。

工事後写真

工事後01

工事後01:屋根塗装

パッと見は補修箇所が分からないほどキレイに仕上がりました。塗膜が剥がれたところと残ったところの凹凸は仕方のないところです。

工事後02

工事後02:ウッドデッキ

今回の塗料はキシラデコールを使用しました。木材に吸い込ませるものなので塗料もかなりの量を使いました。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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