【長野市】雨樋取替え～倉庫の雨樋が劣化して穴あき…漏れる雨水を何とかしたくて連絡しました～

住宅以外
2025.09.25

悩みゴト・困りゴト

自宅前の倉庫の雨樋に穴が開き、雨漏りしているので早めに直したいと思っていました。屋根の傷みも気になりますが、将来の利用目的もはっきりしておらず、あまり費用をかけられません。倉庫は今は月決め駐車場と倉庫は親戚への貸し出しに使っており、収益性も少なく今後の維持費が心配です。どう進めるべきか悩んでいます。

工事後

工事前

工事用データ

工事内容：倉庫雨樋取替えと撤去

工事箇所：倉庫北面雨樋取替え・東面雨樋撤去

工事期間：実質9日

工事金額：20万円～25万円（税別）

提　案

　東面は雨樋が垂れて雨水が溜まり、堆積物も見られました。また、2階からの配樋が無く、1階の雨樋に雨水が流れ込みにくい状態でした。北面は駐車場の出入口で最重要箇所ですが、屋根が波打っており、穴が開いている箇所があったり、全体的に水勾配が適切に取れていませんでした。
　東面は、費用を抑えたいということなので取替えより撤去を提案。北面は屋根の歪みにより水勾配が上手くとれるのか不透明なため、撤去後に水勾配を再確認する必要があります。可能であれば排水を両端に分散させる提案をしました。

工事前写真

工事前01：【北面雨樋】

屋根が波を打っていて、雨樋の水勾配が上手くとれていない為、雨水は蒸発するまで溜まっている状態。

工事前02：【東面雨樋】

雨樋に堆積物がある箇所は、雪により垂れている箇所です。また、配樋がないせいで雨樋に雨水が入らず飛び越えているよう。

工事中写真

工事中01：【足場組立】

高さも脚立足場では微妙な高さで距離も長かったので安全のために仮設足場で行なうことにしました。

工事中02：【作業開始】

撤去作業開始です。今日は、水勾配を確認するまでは現場で待機です。

工事中03：【雨樋撤去】

この位置から屋根を取ると波打っていると良くわかるのではないでしょうか。うまく要望通りにいくか心配です。

工事後写真

工事後01：【北面雨樋】

結局両端に雨水を落とすことは出来ませんでした。しかし、手前の方に向けて雨水を流せるようにはできました。ただし、手前に来るほどに雨樋と屋根の距離が長くなるので雨水は入りにくくなることを承諾してもらいました。

工事後02：【東面雨樋】

受け金物まで撤去して完成です。

この施工事例のお客さまの声へ
お客さまの声一覧
施工事例一覧

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。