面積効果とは?色選びに大切なポイントを解説します!

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外壁塗装で色を選ぶ際に重視されているポイントの1つに、面積効果があります。
外壁塗装は、面積効果を把握しておくことで失敗が少なくなり、適切な色を選びやすくなります
今回の記事では外壁塗装における色選びのポイントと面積効果についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 
「同じ色でも面積の大小によって異なった色や暗さに見える現象」が面積効果です。
画用紙に色鉛筆で色を塗ったとき、大小の画用紙に同じ色を塗ると色が異なって見えるという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
 
面積効果は面積が大きい外壁塗装において非常に顕著に現れ、色見本と実際に塗装した壁面や屋根の色とではかなり異なって見えることがあります。
 
面積効果は基本的に以下のように働きます。
 
黄色や水色のような明るい色の場合には、面積が大きい方が明るく見えます。
それに比べて、グレーや黒のような暗い色の場合には、面積が大きい方が暗く見えます。
2色は面積効果により、正反対の性質を見せるのです。
外壁の色を選ぶ際には、このような特徴があるということを把握しておきましょう。
 

□外壁塗装における色選びのポイントとは?

 
外壁塗装を行う際には以下の3つのポイントに注意してくださいね。
 

*面積効果を意識する

 
前章でもご紹介したように面積効果の与える影響はかなり大きく現れます。
色を選ぶ時には、明るい色はワントーン暗めを、暗い色はワントーン明るめを選ぶことを意識してください。
色見本で少し違和感を覚える程度のトーンの変化であれば、実際に塗装した時には問題なく感じるようなトーンに落ち着くでしょう。
 

*色のチェックはなるべく大きいもので行う

 
色見本のサイズによっては、小さすぎて面積効果の影響をより顕著に引き起こしてしまう可能性があります。
色見本を確認する際には、なるべく大きいサイズのサンプルで確認を行うようにしてください。
 

*実際の建物の色を比べてみる

 
これが最も失敗が少ない方法の一つです。
色見本と同じ色を使っている建物を実際に生で見ることによってイメージとリアルの違いをしっかりと埋め合わせられます。
 

□まとめ

 
今回は面積効果と外壁塗装における色選びのポイントについてご紹介しました。
外壁塗装において、色を選ぶ際にはさまざまなポイントがありますが、面積効果は知っておかないと対処のしようがない問題です。
今回の記事を参考にして、面積効果に配慮した色選びを行ってください。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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