外壁から雨漏りが発生することがあります!その原因と対処法をご紹介

外壁から雨漏りが発生することがあります!その原因と対処法をご紹介 ブログ

天井から雨漏りをした経験がある方は少なくないでしょう。
実は外壁からも雨漏りをするということをご存じでしょうか。
しかし、外壁からの雨漏りは天井とは異なり、なかなか気づかないことも多いです。
今回は外壁の雨漏りの発生原因と補修方法についてご紹介します。

□外壁から雨漏りが発生するのはどうして?

天井ではなく、外壁から雨漏りが発生する原因は以下の2つが多いです。

1つ目は、施工不良です。
新築住宅なのに、外壁から雨漏りをしているという場合には住宅会社の施工不良が原因の可能性が高いです。

雨水が浸入しやすいのは、窓枠と換気口です。
これらを設置する際にきちんと雨水対策をしていないために雨漏りが発生してしまうのです。

2つ目は、外壁の劣化によるものです。
外壁の劣化によって雨漏りが発生することもあります。
モルタルやサイディング、タイルのような外壁は時間の経過とともに劣化が進行し、ひび割れやカビが発生します。

このような隙間や腐食から雨水が浸入して雨漏りが発生してしまいます。

□外壁から雨漏りをした場合の補修方法とは?

雨漏りは、外壁の傷みや劣化部分から浸入するということをご紹介しました。
外壁からの雨漏りを補修する際には原因の箇所によって補修方法が異なります。
以下のように3つの場所に分けて対策をしてみてください。

1つ目はサイディングの目地部分の劣化もしくはシーリング材の劣化によって雨漏りが発生している場合です。
この場合にはその周りに充填されているシーリング材を増し打ち、もしくは打ち替えします。

2つ目は、外壁自体に傷や変形がある場合です。
この場合にも、シーリング材を充填してひび割れや変形を補修しましょう。
ただし、規模が大きい場合があります。
この際には傷や変形している部分の全体を外壁材で覆ってしまった方が安心できます。

3つ目は水切り金具やサッシの不具合によって雨漏りが起こる場合です。
水切り金具とは雨水の浸入を防ぐために設置されている部品のことで、これが破損していたり、不具合があったりするとそこから雨漏りが発生します。

基本的にはしっかりと固定することで対策できますが、安心できない場合にはシーリング材を使用することもあります。

□まとめ

外壁から雨漏りが発生する原因と発生箇所による対応方法についてご紹介しました。
外壁からの雨漏りは放置しておくと住宅全体をダメにしてしまう可能性があります。
これを防ぐためにも、雨漏りに気付いたらすぐに対応するようにしてくださいね。
対応に関して自信がない方は、ぜひ当社までご連絡ください。

 

ブログ一覧へ戻る

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。