屋根塗装で使われる遮熱塗料って何?効果を解説します!

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遮熱塗料とは太陽光を反射し、屋根の温度上昇を防ぐ効果があります。
室内の温度を快適に保ってくれるため人気を集めているのです。
今回は屋根塗装における遮熱塗料とは何か、遮熱塗料の選び方について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□屋根塗装における遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは、紫外線や太陽光を反射し、屋根や外壁の表面温度を下げる効果のある塗料のことです。
20年ほど前から普及し始めた遮熱塗料は、地球温暖化の影響により屋根塗装で用いられるようになりました。

室温を下げてくれる効果があるため、冷暖房を節減でき、省エネにつながるとして注目を集めています。

具体的な効果として、遮熱塗料は室温を4℃程度下げてくれます。
屋根材の表面温度は15℃程度下げてくれるため、効果が高いと言えるでしょう。

ただし、日当たりや風当たり、間取りなどによって効果は変わります。

□遮熱塗料の選び方とは?

*JIS規格

2018年に定められたJIS規格によって、より簡単に性能を比較できるようになりました。
それぞれの塗料の断熱性や反射率などが一覧で表示されています。
日本塗料工業会のホームページから商品や性能を簡単に確認できるため、気になる方はチェックしてみてください。

しかし、2018年に定められたばかりであるため、登録されている塗料も多くはありません。
あくまで参考程度に、より高い効果を期待できる遮熱塗料を選ぶようにしましょう。

*効果の高いものを選ぶ

遮熱塗料を選ぶ際にポイントになるのが、日射反射率と汚れにくさです。
日射反射率はどの程度、光を反射するのかを数値で表したものです。
遮熱塗料は光を反射して表面温度を下げるため、日射反射率は非常に重要です。

また、汚れにくい塗料は効果を維持しやすくなります。
塗料に汚れが付着すると十分な効果を発揮できなくなってしまいます。
そのため、メンテナンス周期が長い遮熱塗料を選べば、メンテナンスの負担も小さくなるのです。

効果が高い遮熱塗料を選べば、長期間にわたって快適な室内環境を維持してくれるでしょう。

□まとめ

今回は屋根塗装における遮熱塗料とは何か、遮熱塗料の選び方について解説しました。
遮熱塗料とは光を反射し、屋根の表面温度を下げてくれる塗料です。
屋根の表面温度が下がることによって、室内温度も下がります。
そのため、真夏であっても快適な環境を維持しやすくなるのです。

屋根塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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