外壁剥がれを見逃すな!対策とプロへの一歩を解説

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自宅のメンテナンスに力を入れている方でも、そうでない方でも、外壁の剥がれが目立ってくるといち早く修理したいと思われるのではないでしょうか。
そのためには、外壁塗装が剥がれる原因と対策を把握しておくことが必要不可欠です。
今回の記事では、外壁剥がれの原因とその対策、専門家への相談の必要性について解説します。

 

□外壁剥がれの原因とは

 

家の外観を左右し、住まいを守る重要な役割を担う外壁。
その外壁の塗装が剥がれると、見た目の問題だけでなく、建物自体の耐久性にも影響を与えます。
主な原因として挙げられるのは「経年劣化」と「施工不良」ですが、これらの背後にはさまざまな要因が複雑に絡み合っています。

 

*経年劣化による塗膜の剥がれ

 

経年劣化は避けられない現象です。
外壁塗装は、時間と共に劣化していきます。
この劣化プロセスには、塗膜の耐用年数が大きく影響します。
例えば、アクリル塗料は約5〜8年の耐用年数を持ちますが、フッ素塗料の場合は約15〜20年と長いです。
しかし、ただ耐用年数が長い塗料を選べば良いというわけではなく、建物の環境や使用条件に合わせて適切な塗料を選ぶ必要があります。

 

また、経年劣化の速度は、建物の立地条件によっても変わります。
海岸近くの家では塩害、山間部では多湿な環境が劣化を早める可能性があります。
紫外線や風雨も塗膜の劣化を加速させるため、これらの要因を考慮して定期的なメンテナンスが必要です。

 

*施工不良による塗膜の剥がれ

 

施工不良は人為的なミスによるもので、早期に剥がれが生じる主な原因の一つです。
下地処理の不備は、塗料の密着性を低下させ、剥がれの直接的な原因になります。
外壁材の種類に合わない塗料の選定、不適切な塗布方法、乾燥時間の不足なども施工不良につながります。

 

例えば、下塗り用の塗料が適切に選ばれていなかったり、塗布量が基準を満たしていなかったりすると、最終的な塗膜の質に影響を及ぼします。
さらに、湿度が高い環境での施工や、塗料の硬化不良も剥がれの原因となり得ます。
したがって、施工を行う塗装会社の技術と経験が、高品質な外壁塗装を実現するためには不可欠です。

 

これらの原因を理解し、定期的なチェックと適切なメンテナンスを行うことで、外壁の美観を維持し、建物を長持ちさせられます。
外壁の小さな剥がれも見逃さず、早めの対応を心がけましょう。

 

□見つけたら即行動!外壁剥がれへの対処法

 

外壁の剥がれを見つけたら、すぐに対応することが大切です。
放置すれば、さらに大きな被害につながる恐れがあります。

 

1:プロへの相談

見た目は部分的な剥がれでも、実際には全体的な劣化が進行している可能性が高いです。
専門家による診断を受け、適切な対策を講じることが重要です。
自己判断での補修は、根本的な問題を見逃し、将来的にさらなる修繕が必要になるリスクを高めます。

 

2:適切な塗装会社の選択

信頼できる外壁塗装会社の選定は、住まいを長持ちさせるために不可欠です。
施工の品質、使用する塗料の種類、過去の実績などを考慮して塗装会社を選びましょう。
また、適切な時期に塗り替えを行うことで、家の寿命を延ばせます。

 

当店は、「お客様には笑顔になってもらいたい」をモットーに、日々努力しております。
また、お見積りも無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

 

□まとめ

 

外壁の剥がれには「経年劣化」と「施工不良」が主な原因として挙げられます。
早期発見と適切な対応が、家の資産価値を守る鍵です。
プロの診断を受け、必要な修繕を行うことで、快適で安心な住環境を維持しましょう。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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