外壁塗装メンテナンスのタイミングとリスク回避法

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自宅を長期間美しく保つためには、外壁メンテナンスが欠かせません。
多くの家主が正確で実用的なメンテナンス方法とタイミングを理解し、家の美観と機能を効果的かつ経済的に保ちたいと願っています。

今回の記事では、外壁のメンテナンス時期と方法を解説し、実践的なアドバイスをご紹介します。

□外壁塗装メンテナンスのタイミング:いつ、どう見極める?

外壁メンテナンスの適切な時期を見極めることは、家の美観と構造を長持ちさせる上で非常に重要です。
適切なタイミングでメンテナンスを行うことにより、費用を最小限に抑えつつ家を守れます。

1:年数で見分ける

外壁のメンテナンスは一般的に10年を目安に考えられます。
多くの新築外壁では、7年から15年の耐用年数を想定した塗料が使用されているため、この期間が1つの目安となります。

2:劣化状況で見分ける

外壁の劣化は、その寿命に大きく影響します。
具体的には、ひび割れ、塗装の剥がれ、外壁の破損などが挙げられます。
これらのサインを見逃さず、早めの対処を行うことが重要です。

症状ごとの対策の目安は以下の通りになります。

・ひび割れの場合、コーキングで補修後、塗装を施すことが一般的です。
・塗装(塗膜)の剥がれは、塗料の耐久性低下を示し、再塗装が必要です。
・外壁の破損には、素材の張り替えや修復が必要になります。

□放置すると大変!外壁のメンテナンス不足が招く3つのリスク

外壁メンテナンスを怠ると、家全体に深刻な影響を及ぼすリスクがあります。
ここでは、特に注意すべき3つのリスクを解説します。

*雨漏りが発生する

外壁の最大の役割は、家を雨や紫外線から守ることです。
劣化した外壁から雨水が浸入すると、雨漏りを引き起こし、家全体の構造を脅かします。

*外壁の見た目が悪くなる

外壁の塗装が剥がれると、家の外観が損なわれます。
これは、家の価値を下げるだけでなく、住む人の心理的な不快感にもつながります。

*修理費用が高くなる

メンテナンスを怠った結果、外壁の劣化が進行すると、修理費用が急激に上昇します。
早期のメンテナンスにより、これらのコストを抑えることが可能です。

□まとめ

今回は、外壁塗装のメンテナンスについて解説しました。
外壁メンテナンスは、家の美観と機能を維持するために不可欠です。
適切なメンテナンスタイミングの見極め方を理解し、外壁の劣化がもたらすリスクを避けることが重要です。

本記事が、効果的かつ経済的な外壁メンテナンスの実践に役立つことを願います。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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