屋根塗装をしないとどうなるの?屋根塗装の役割とは

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屋根塗装は、定期的に塗り替えする必要があります。
屋根塗装には大切な役割があり、塗装せず放置していると思わぬトラブルが起こる可能性があります。
今回は、屋根塗装の役割と塗装しないとどうなるのかについて紹介します。

□屋根塗装の役割とは?

屋根塗装には、主に2つの役割があります。

*屋根を保護する

屋根は常に雨や風・雪に晒されているため、劣化しやすいです。
そこで、塗装をすることで風雪や雨から屋根の仕上げ材を保護することができます。
屋根の内部には、防水シートが張られているものの、完全に水の侵入を防ぐわけではありません。
塗装をしなければ、雨水によって仕上げ材等が腐食しています。

*太陽光や熱を防ぐ

屋根に使用する塗料には、遮熱塗料と断熱塗料があります。
遮熱塗料は、太陽光を反射し、熱の発生を抑えられます。
一方、断熱塗料は熱を通しにくくする塗料です。

これらの塗料を使用することで、室内の温度が上がるのを防ぐことができます。
一般的な塗料より少し費用は高くなってしまいますが、冷暖房費を節約できたり、ヒートアイランド現象を防止できたりするなどのメリットがあります。

□屋根塗装をしないとどうなる?

屋根塗装には大切な役割があります。
では、塗装を行わず放置するとどうなってしまうのでしょうか。

*屋根材の寿命を縮めてしまう

適切なタイミングで塗り替えをしないと、屋根材そのものを傷めてしまいます。
新築当時の屋根であれば、防水性や耐候性などに問題はありませんが、時間が経過するにつれて塗膜は劣化してしまいます。
塗料によっても異なりますが、屋根の塗り替え時期は約10年が目安です。

*雨漏りが起こる

塗り替えをしないままだと、塗膜が劣化し、屋根の防水性が低下します。
防水性が低下した屋根材はもろくなり、破損しやすい状態です。
そして、段々とできた隙間から水が入り込み、防水シートを傷め、最終的に屋根を支える垂木にまでも被害を及ぼします。

その結果、雨漏りが発生し、住宅の構造部分が腐敗し、さらにはシロアリが発生する原因にもなります。
定期的にメンテナンスをすることで、雨漏りを未然に防げます。

□まとめ

屋根塗装には、屋根を保護したり、太陽光や熱を防いだりするなどの役割があります。
塗装をしなければ、屋根材の寿命を縮め、雨漏りが発生してしまいます。
メンテナンスの目安としては、10年が目安です。
家を建ててから10年が経過している方は、屋根塗装を検討しましょう。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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