毎年、大型の台風が発生し、各地で大きな被害が発生しています。
台風だけではなく、温暖化の影響で線状降水帯が発生しやすくなっており、予想外の被害を受けることもあります。
そこで、最も心配なのが家への被害でしょう。
台風の影響で外壁に損傷が起こることもあります。
そこで、今回は台風による外壁の被害について紹介します。
□台風で外壁が剥がれる?台風による被害とは
台風の暴風や風雨は、外壁にさまざまな影響をもたらします。
*外壁材の破損
台風が接近し、強烈な風が吹くと固定されていない物は飛散し、外壁を直撃する可能性が十分にあります。
その場合、外壁材の種類によっては割れたり欠けたりしてしまいます。
特に、セメントが原材料となっているスレートや窯業系サイディングは衝撃に弱いため、固いものが当たると破損しやすいです。
また、ガルバリウム鋼板の外壁は、金属なので割れたり欠けたりすることはあまりありませんが、飛来物がぶつかるとその衝撃でへこむ可能性があります。
*外壁材の剥がれ・飛散
台風の暴風で外壁材が剥がれることもあります。
浮いた部分に風が吹くと、完全に剥がれる可能性も考えられます。
外壁が剥がれてしまうと雨漏りに繋がり、家全体に悪影響を及ぼしてしまいます。
これからの台風シーズンに入る前に、浮いた箇所がないかを確認しておくことをおすすめします。
□台風の被害から外壁を守るためにはどうすればいいのか
台風は自然によるものなので、避けることはできません。
そのため、あらかじめ対策しておく必要があります。
1.普段から外壁の状態を気にかける
外壁にひび割れや歪みがないか、剥がれそうになっている箇所がないかは、普段から確認しておきましょう。
損傷が少ない間に業者に依頼しておくことで、工事日数が少なくなるので費用を抑えることができます。
庭掃除のついでに軽く見ておくだけでも十分なので、日頃からチェックしておくことをおすすめします。
2.台風シーズン前に点検を依頼する
最近では、早ければ8月末、遅くても10月上旬までに台風が多く発生します。
直撃しないとしても、天候が不安定になります。
万が一のときに備え、台風シーズンが始まる前に業者に点検を依頼しておきましょう。
□まとめ
台風によって外壁が割れたり、剥がれたりすることがあります。
外壁が剥がれてしまうと、雨漏りも発生しかねません。
雨漏りが起きると家全体の劣化にも繋がるので、剥がれてしまった際はすぐに補修しましょう。
また、日頃から外壁の点検をしておくことや、これからの台風シーズンに備えて点検を依頼することをおすすめします。
編集者プロフィール
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1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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