黒い外壁は、暗い印象になると考える方が多く、あまり取り入れられることはありませんでした。
しかし、最近はデザイン性にこだわる方が増加しているため、人気が高くなっています。
そこで、今回は黒い外壁におすすめの配色を紹介します。
==============================
※景観法の規定に基づき、お好みの色を使用できない場合がございます。
お住まいのエリアによって異なりますので、一度ご相談ください。
==============================
□黒い外壁におすすめの配色
黒色の外壁は、何色と合わせるかで大きく雰囲気が変わります。
ここでは、黒い外壁におすすめの配色を紹介します。
*黒と白
黒に合わせる色として最も多いのが、白です。
白は黒と同様に無彩色なので、非常に相性が良いです。
白と黒で組み合わせることで、モダンでスタイリッシュな雰囲気にすることができます。
*黒と茶
黒に茶色を合わせることで、高級感のある印象になります。
茶色と言っても、木目調の外壁やレンガなどと合わせるとよりおしゃれになります。
大人っぽい雰囲気にしたい方は、茶色と組み合わせてみましょう。
*黒と赤
実は、黒と赤は相性が良い組み合わせです。
赤はポイントとして取り入れるだけで存在感があり、一気におしゃれな雰囲気にしてくれます。
赤は印象が強いので、玄関ドアや窓枠、雨樋に取り入れるのがおすすめです。
かっこいい雰囲気にしたい方にぴったりの組み合わせです。
□黒い外壁にする際の注意点
黒い外壁はスタイリッシュでかっこいい印象になりますが、いくつかの注意点があります。
・景観条例のある地域は確認する
外壁の色は、景観条例で規制されていることがあります。
景観条例とは、美しい街並みや都市景観を維持するために自治体が定めたものです。
景観条例で外壁塗装が規制されている場合は、黒を塗装して良いかを確認しておきましょう。
もし、許可されていないのにもかかわらず塗装してしまうと罰則が科されることもあるので注意しましょう。
・色あせや汚れが目立つ
一般的に塗料は色が濃いものほど色あせしやすいです。
特に、黒色は紫外線を吸収しやすいため、他の色より劣化が早く進行します。
色あせすると白っぽくなり、印象が悪くなってしまいます。
そのため、黒の塗料を選ぶ際は、耐久性の高い塗料を選びましょう。
また、白い汚れが目立ちやすいので、費用はかかりますが、雨で汚れが流れる光触媒といった低汚染塗料も検討してみてください。
□まとめ
黒い外壁におすすめの組み合わせは、白・茶・赤です。
どの色を合わせるかによって印象が変わるので、ご自身がどのような雰囲気にしたいかで組み合わせる色を考えてみてください。
しかし、黒い外壁は白い汚れや色あせが目立つため、塗料選びを工夫して対策することをおすすめします。
編集者プロフィール
-
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
最新の投稿
- ブログ2024年10月8日高齢者も安心!浴室をバリアフリー化する方法|費用や工事内容を解説
- ブログ2024年10月4日外壁塗装は水性?油性?違いとメリットを比較して、あなたに合う塗料を見つけよう!
- ブログ2024年10月3日雨樋の色選びを失敗しない!後悔しないための選び方のコツ
- ブログ2024年9月28日外壁塗装におけるパテとの役割とは?ひび割れ補修の必要性とともに解説