マイホームを長く快適に住み続けたい、そう思っているあなたは、住まいのメンテナンスにも積極的に取り組んでいるのではないでしょうか。
特に、寒冷地にお住まいの場合は、外壁の凍害対策は重要な課題です。
凍害は、外壁の劣化や破損を引き起こし、建物の寿命を縮めるだけでなく、雨漏りやシロアリなどの被害にもつながる可能性があります。
今回の記事では、外壁の凍害を防ぐための知識と対策方法について解説します。
□外壁凍害とは?
外壁の凍害とは、主に寒冷地で発生する、外壁の劣化や破損を引き起こす原因のひとつです。
外壁の凍害によって、ひび割れ、剥がれ、下地のむき出しなどが発生し、建物の寿命を縮めるだけでなく、雨漏りやシロアリなどの被害にもつながる可能性があります。
凍害が発生するメカニズム
凍害は、外壁に水が浸透し、気温が氷点下になることで水が凍結し体積が膨張することで発生します。
凍結と融解を繰り返すことで、外壁に負担がかかり、ひび割れや剥がれなどの症状が現れます。
凍害が起こりやすい場所
凍害は、外壁の構造や素材、周囲の環境によって発生しやすさが異なります。
1:外壁の構造
・直貼り工法:外壁材を直接構造体に固定する工法で、通気層がないため湿気がこもりやすく、凍害が発生しやすい
・通気層工法:外壁材と構造体の間に通気層を設ける工法で、湿気を逃がしやすく、凍害のリスクを軽減できる
2:外壁の素材
・窯業系サイディング:吸水率が高く、凍害が発生しやすい
・金属系サイディング:吸水率が低く、凍害に強い
3:周囲の環境
・日当たりが悪い場所:日当たりの悪い場所は、湿気がこもりやすく、凍害が発生しやすい
・雪が積もりやすい場所:雪が積もると、外壁に水分が供給されやすくなり、凍害が発生しやすい
凍害による被害
凍害による被害は、外壁の見た目の悪化だけでなく、建物の構造的な問題にもつながります。
1:外壁の見た目の悪化
・ひび割れ
・剥がれ
・下地のむき出し
2:建物の構造的な問題:
・雨漏り
・シロアリ被害
・構造体の腐食
□外壁凍害を防ぐための予防対策
外壁の凍害は、適切なメンテナンスによって防げます。
定期的な点検と外壁塗装、外壁通気工法などの対策を講じることで、凍害の発生を抑制し、大切な家を長く美しく保てます。
1:定期的な点検
外壁の凍害を早期発見するためには、定期的な点検が重要です。
年に一度は、外壁全体の状態をチェックし、ひび割れや剥がれなどの異常がないか確認しましょう。
2:外壁塗装
外壁塗装は、外壁を保護し、凍害を防ぐための有効な手段です。
塗装によって外壁に防水層を形成することで、水が浸透するのを防ぎ、凍害の発生を抑えられます。
3:外壁通気工法
外壁通気工法は、外壁材と構造体の間に通気層を設けることで、湿気を逃がしやすく、凍害のリスクを軽減する工法です。
凍害が発生しやすい場所や、既存の外壁が直貼り工法の場合は、外壁通気工法へのリフォームも有効です。
4:専門会社への相談
外壁の凍害対策は、専門知識が必要となります。
凍害の発生が疑われる場合は、専門会社に相談し、適切な対策を講じることが重要です。
□まとめ
外壁の凍害は、適切なメンテナンスによって防げます。
定期的な点検、外壁塗装、外壁通気工法などの対策を講じることで、凍害の発生を抑制し、大切な家を長く美しく保てます。
凍害の発生が疑われる場合は、専門会社に相談し、適切な対策を講じることが重要です。
外壁塗装・屋根修理など外装のことならなんでも「たかやしろ住研」にお任せ下さい!
「たかやしろ住研」は外装リフォーム(外壁・屋根の塗装や雨漏り修理、雨樋修理)に特化した専門企業です。
お客様の大切な建物をしっかりと守るために、最適な施工工法をご提案いたします。
長野県中野市を中心に周辺エリアで外壁塗装・屋根塗装お考えでしたらまずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!
相談無料・診断無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら:0269-23-2658
メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!
◎対応可能エリア
中野市・長野市・須坂市・高山村・小布施町・飯鋼町・信濃町・飯山町・山ノ内町・木島平村
※こちらのエリア外の場合はご相談をお願いいたします。
編集者プロフィール
-
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
最新の投稿
- ブログ2024年12月12日雨樋補修はDIYでできる?費用や業者選びのポイントも解説
- ブログ2024年12月8日雨樋のデザインと素材|選び方のポイントを解説!
- ブログ2024年12月4日雨樋の接着剤の選び方から使い方まで!修理のプロが解説
- ブログ2024年11月24日アイボリーの外壁の魅力とは?色の組み合わせ方について解説します