家を新築する方、リフォームを考えている方、そしてすでに住んでいる方にとって、外壁の色褪せは避けられない問題です。
この記事では、外壁の色褪せを最小限に抑え、家の美観を長く保つための知識や色褪せしやすい色を紹介します。
資産価値を維持するためにも、ぜひ参考にしてください。
□外壁の退色のメカニズム
*紫外線と経年劣化
外壁は日々、紫外線や気象条件にさらされています。
特に紫外線は塗膜の劣化を早め、南側の壁では色褪せが特に顕著です。
このような自然の影響により、外壁は徐々に色褪せや変色を起こします。
経年劣化も避けられない要素であり、外壁の材質や塗料によっては、劣化のスピードが異なる場合もあります。
*定期的なチェックが必要
塗装から約10年が経過したら、外壁の状態を定期的に確認することが重要です。
色褪せが見られないからといって安心してはいけません。
色褪せや変色が始まると、それは塗料の効果が落ちている証拠です。
放置してしまうと、建物内部に水が浸入し、雨漏りにつながる可能性もあります。
*専門業者への相談
外壁のメンテナンスは専門の知識が必要です。
色褪せや変色が見られた場合、専門業者に相談することで、適切な対策が可能です。
当社はこれまで数多くの施工実績がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
□外壁塗装で避けたい退色しやすい色
・1位は赤
赤は非常に鮮やかな色ですが、その反面、色褪せしやすいというデメリットがあります。
例えば、東京タワーも5年に1度の塗装が必要なほどです。
赤い外壁を長持ちさせるためには、頻繁な塗り替えが不可欠です。
・2位は黄色
黄色もまた、赤と同様に色褪せしやすい色です。
特に窒素元素が多く含まれているため、紫外線による劣化が顕著です。
黄色の外壁は、定期的なメンテナンスが必要となります。
・3位は緑
緑は発色が良く人気のある色ですが、色褪せしやすいという特性も持っています。
特に明るい緑色は、色褪せが目立ちやすいため、注意が必要です。
緑は他のベージュ系などの色に比べると色褪せしやすいです。
明るめで濃い緑を使うと、鮮やかさが消えるのが分かりやすいため、色褪せが目立ってしまいます。
□まとめ
外壁の色褪せは、紫外線や経年劣化によって避けられない現象ですが、知識と適切な対策によって最小限に抑えられます。
特に色選びには注意が必要で、赤や黄色、緑などは色褪せしやすい色として知られています。
美しい外壁を長持ちさせるためにも、この記事で得た知識を活用して、賢い選択をしてください。
編集者プロフィール
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1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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