外壁の木材にはどんな種類がある?作る際の注意点についても解説!

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外壁を木材で作ろうと思われている方の多くがどのような木材を使おうかを迷われます。
木材にはさまざまな種類があり、それぞれで異なる特徴があります。
今回の記事では、木材の特徴と木材で外壁を作る際の注意点についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本は夏場が暑く、冬場が寒いという特徴があります。
それに加えて湿度が高く、日差しも強いです。
そのため、日本では耐久性や強度がある木材が外壁に選ばれてきました。
その中でもよく使われているのが、以下の木材です。
・米杉
・カラマツ
・ヒノキ
・ハードウッド
価格帯で見ると米杉やカラマツは庶民的な部類であり、ヒノキやハードウッドは高級な部類にあたります。
ヒノキやハードウッドは伝統的な家屋に使われたり、100年腐らないほどの頑丈さを兼ね備えたりしています。
米杉やカラマツも庶民的な部類とは言え、耐久性や強度に優れた木材であり、人気の木材です。
住宅の外壁材には焼板が使われることもあります。
焼板とは、文字通り表面を焼いて炭化させた板のことです。
焼板には杉板が使われることが多く、耐久性が高く腐りにくいのが大きな特徴です。

□木材で外壁を作る際の注意点とは?

前章でご紹介した木材で、どれを選ぶにしても以下の注意点を守ることが大切です。

*5年に一度メンテナンスを行う

木材は雨による劣化が早い素材です。
そのため、5年ごとに点検して塗装することによって、耐久力が落ちることなく外壁を美しい状態で保てるでしょう。
最低でも10年に一度は行うようにしてください。

*専用の塗料で塗装する

一般的な外壁とは異なり、木材には適した塗料があります。
オイルステインという塗料が有名で、木材に浸透し、木目を生かした塗装が可能です。
ただし、施工時期や工法に応じて最適な塗料もあるので、事前に確認しておくことが大切です。

*シロアリ対策を行う

木材の外壁で最も怖いのがシロアリの被害です。
シロアリを無視して工事を行ってしまうと、木材が食べられて耐久性を失ってしまいますし、最悪外壁全体を取り換える必要あります。
これを防ぐためにも、シロアリを見つけ次第駆除するようにしましょう。

□まとめ

木材の外壁は時間の経過とともに独特の風合いが出る、味わいのある住宅を実現してくれます。
住宅の経年変化を楽しむためにも、気候に適した外壁材を選び、しっかりとメンテナンスを行うようにしましょう。
外壁でお困りの方はぜひ当社までご連絡ください。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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